Tokyo Kids Guide
教育約10分

日本のインターナショナルスクール完全ガイド|課程・学費・出願

MAMIANA HOUSE

日本でインターナショナルスクールを検討する家庭へ。教育課程、費用、地域、出願準備を整理し、実際の学校比較につなげます。

目次

日本でインターナショナルスクールを検討するとき、最初に探すべきなのは「一番有名な学校」ではありません。子どもが今どの言語で学んでいるか、日本にどのくらい住む予定か、次に海外へ移る可能性があるか。そして、毎日の通学と学費を家族として長く続けられるか。この4点を整理すると、候補校を絞りやすくなります。

このページでは、学校の種類、IB・米国式・英国式の違い、費用、出願、学校の比較方法をまとめます。詳しい出願手順、Grade Placement、費用計画とチェックリストは、無料の Japan International School Handbook 2026 に収めました。

1. インターナショナルスクールが合う家庭とは

インターナショナルスクールは、単に「英語で学べる学校」ではありません。特に検討しやすいのは、次のような家庭です。

  • すでに英語や海外のカリキュラムで学んでいる
  • 将来、別の国へ転居する可能性がある
  • 海外大学を含む進路を残しておきたい
  • 家庭でも学校の指導言語をある程度支えられる
  • 日本での生活と国際的な教育を両立したい

日本に長く住み、日本語での学習や国内進学を重視するなら、日本の公立・私立学校、帰国生向けコース、バイリンガル教育も比較する価値があります。「国際校か日本の学校か」の二択ではなく、子どもの現在地と数年後の進路が自然につながるかを見てください。幼児期の選択では、幼稚園と保育園の制度も関わります。

幼稚園・保育園の選び方を見る

2. 学校区分・認証・卒業資格

日本では「インターナショナルスクール」という名称だけで、制度上の位置づけや卒業資格まで分かるわけではありません。候補校ごとに、次の項目を分けて確認しましょう。

  • 主な指導言語と採用するカリキュラム
  • IBなどのプログラム認定と、WASC・CISなどの学校認証
  • 高校卒業時に取得する資格と国内外の大学への出願資格
  • 転校時の単位や学年の扱い

例えば、IB の PYP を実施していても MYP や DP まで提供しているとは限りません。「IB校」「British School」「American School」という名前より、子どもが入る学年から卒業まで、実際にどの教育課程が続くかが大切です。認証と大学出願資格は別の確認事項です。

3. IB・米国式・英国式はどう違う?

東京周辺の国際学校でよく比較されるのは、IB、American Curriculum、British Curriculum です。

主な教育課程の比較
課程主な特徴確認したいポイント
IB探究、記述、発表、教科横断的な学習を重視PYP・MYP・DPのどこまで提供しているか
米国式+AP単位制と幅広い科目選択。高校でAPを提供する学校もある卒業要件、GPA、実際に開講されるAP科目
英国式IGCSEからA-Levelなど、年齢が上がると専門性が高まる試験機関、IGCSE後の進路、選べる科目

どれが一番良いというものではありません。小学生なら授業方法や言語支援の方が重要な場合があります。高校では、大学進学に必要な科目と卒業資格まで確認しましょう。学校名より先に、今の学年と高校卒業時の出口を一緒に見るのがポイントです。

4. 学費は授業料だけで比較しない

学校のWebサイトに大きく表示される年間授業料だけでは、家族の負担は分かりません。Application Fee、Enrollment / Registration Fee、施設費、スクールバス、昼食、制服、端末、教材、課外活動、School Trip、EALなどの追加支援が別料金の場合があります。

特に初年度は2年目以降より高くなることがあります。Year 1 Total Cost と、Year 2以降の年間コストを別々に計算してください。現在の学費だけでなく、中学・高校まで続けられるか、支払い時期や返金条件も学校の最新資料で確認します。PDFには費用計画を詳しくまとめています。

5. 出願はいつから準備する?

募集学年、出願時期、途中入学、必要書類は学校によって異なります。最初の問い合わせでは、生年月日、現在の学校と学年、カリキュラム、学習言語、希望する入学時期、転居予定、言語・学習支援の必要性を伝えると、具体的な回答を得やすくなります。

多くの学校では Inquiry → School Visit → Application → Assessment / Interview → Offer → Enrollment と進みますが、全校共通の選考方法ではありません。日本の学校は4月開始が中心でも、国際学校では8月・9月開始もあります。「9月の方が入りやすい」と決めず、希望学年の空きと現在の学校年度からの接続を確認してください。10段階の詳しい準備手順はPDFに載せています。

2026–27年の校歴・見学・出願時期を確認する

6. Grade Placementは学校ごとに確認する

日本の「小学3年生」、American Grade 3、British Year 4は、そのまま一対一では対応しません。学校ごとに年齢の Cut-off Date も異なります。生年月日、現在の Grade / Year、過去1〜2年の School Report、現在の学年の開始日と終了日を Admissions に伝え、正式な Placement を確認しましょう。

中学・高校や IGCSE、IB DP の途中で転校する場合は、履修済みの科目や単位も重要です。学年名だけを換算して住まいや退学の予定を確定しないでください。

7. 東京では学校と住む場所を一緒に考える

都心に住んでいても、学校のキャンパスが西東京にある場合があります。子どもの学年、通学できるエリア、カリキュラム、年間費用、スクールバス、指導言語、認証を並べて候補を絞りましょう。地図上の距離だけでなく、朝の移動時間、放課後の帰宅、雨の日の動線まで考えると、続けられる通学か判断しやすくなります。

International School Finderで東京周辺の学校を比較する

8. 2〜4校のShortlistをつくる

最初から一校に決める必要はありません。School Finderで条件に合う学校を探し、2〜4校程度まで候補を絞ります。その後、各校の公式サイトとAdmissionsで、希望学年の空き、実際の総費用、Language SupportとLearning Support、卒業資格と進学先、バスと通学時間を確認してください。

可能なら子どもと一緒に学校を訪問しましょう。設備やブランドだけでなく、授業、先生と生徒のやり取り、休み時間、子ども自身の反応を見ることが大切です。比較表や訪問用チェックリストはHandbookに入れています。

学費、募集状況、認定状況、出願条件は変わります。最終判断の前に、各学校と関係機関の最新公式情報を確認してください。

訪問前の確認

制度・料金・空席は学校ごとに変わります。最終判断前に各校の公式情報で確認してください。