Tokyo Kids Guide
東京生活約25分

家族で東京へ移住するための完全ガイド

MAMIANA HOUSE

東京へ移住する国際家庭向けに、学校選び、住まい探し、賃貸契約、家計、医療、保育、交通、防災、渡日前後の準備を実務ベースで整理したガイドです。

目次

子どもを連れて東京へ移住する場合、難しいのは「東京に何があるか」を調べることではありません。実際に大変なのは、学校、住まい、送迎、予算、日々の暮らしを一つの生活設計にまとめることです。

このガイドは、仕事、長期滞在、家族の事情などで東京への移住を予定している国際家庭を想定しています。在留資格や就労許可については一定の見通しが立っていることを前提とし、渡日前に決めておきたい生活上の重要事項に焦点を当てます。

特に、東京の都心部で暮らしたい家庭、就学前または学齢期の子どもがいる家庭、インターナショナルスクール、バイリンガル校、日本の公立校を比較している家庭に向けた内容です。

転居の計画が書類の上では整っていても、午後3時に回らなくなることがあります。兄弟が別の校舎に通い、迎えの時間には保護者がまだ仕事中かもしれません。東京の情報を集めることより、学校、住まい、通勤、保育、家計を普通の平日に一つの仕組みとして動かすことが難しいのです。

最初の判断: 現実的に入学を検討できる学校を2〜3校に絞り、校舎・学年・通学方法・入学条件を確認してから住まいを探しましょう。

学費、空席状況、スクールバス、賃貸物件、各種制度は変更されます。契約や高額な支払いを行う前に、必ず学校、管理会社、自治体などへ最新情報を確認してください。

最初に決めるのは「住む区」ではなく、家族の優先順位

「外国人家庭なら東京のどこに住むのがいいですか?」という質問はよくあります。

ただし、子どもがいる家庭では、次の順番で考えた方が失敗が少なくなります。

教育方針 → 実際に入学可能な学校 → キャンパスと通学方法 → 候補エリア → 住居 → 家計全体

学校の所在地と送迎方法は、街の好み以上に日常生活を左右します。

渡日前に整理しておきたいこと

確認事項なぜ重要か
日本に2〜3年滞在するのか、長期定住なのかカリキュラムの継続性と日本語教育の優先度が変わる
子どもの年齢と現在の学年出願可能な学年・学校が決まる
英語・日本語のレベル入学条件や語学サポートに影響する
子どもは何人か。同じ学校を希望するか通学と居住地選びに直結する
誰が送迎するかスクールバス、学童、シッターの必要性が見える
会社が家賃や学費を負担するか家庭の実質負担額が大きく変わる
アレルギー、服薬、学習支援の必要があるか学校選びの前に確認しておく必要がある

よくある失敗は、先に家を決めてから学校に空きがないことが分かるケースです。兄弟姉妹が別方向の学校に通うことになり、毎日の送迎が成立しなくなるケースもあります。

教育ルートと学校を決める

三つの教育ルートは、家族が何を優先するかで意味が変わります。英語系インター校は再び海外へ移る可能性がある家庭にとって学習の継続性が強みです。バイリンガル校は日本での長い暮らしと英語を両立し得ますが、教科ごとの使用言語を確かめたいところ。公立校は地域とのつながりを築きやすい一方、日本語で学ぶための支えを家庭でも考える必要があります。

東京で暮らす国際家庭の教育ルートは、大きく三つに分けられます。

英語系インターナショナルスクール

向いている家庭:

将来また別の国へ移る可能性がある、すでに英語圏カリキュラムで学んでいる、IB、英国式、米国式の継続を重視する、現時点では日本語より英語教育を優先したい。

確認すべきなのは知名度だけではありません。

空席の有無、カリキュラム、学年の対応、英語力の条件、Learning Support、スクールバス、退学通知の期限、学費以外の初期費用。

日英バイリンガル校

日本で長期的に暮らしながら、英語力も維持したい家庭に向いています。

「Bilingual」という表記だけで判断せず、以下を確認してください。

どの科目を英語で学ぶのか、どの科目を日本語で学ぶのか、週あたりの英語・日本語の授業時間、最終的にどの程度の読み書きを目指すのか、中学・高校への進学ルート。

日本の公立学校

外国籍の子どもも、条件を満たせば日本の公立小学校・中学校に就学できます。

義務教育段階では授業料や教科書代は原則無料ですが、給食、教材、行事などの費用は別途発生します。

長期定住を考える家庭にとっては、費用面だけでなく、日本語環境と地域社会への参加というメリットもあります。

都心居住を考える家庭が調べたい学校

カリキュラムと出願の全体像は日本のインターナショナルスクールガイド、学期や休暇はインターナショナルスクールカレンダー、学校ごとの比較は学校データベースを使ってください。ここでは、現実に選べる学校が住まいと家族の時間をどう変えるかに絞ります。

以下はランキングではありません。学校の所在地が住まい選びに大きく影響する学校を中心に整理しています。

学校カリキュラム/学年住まい選びで注意する点
The British School in Tokyo(BST)英国式。Primaryは麻布台ヒルズ、Secondaryは世田谷のShowa Campus年齢によって通学先が変わるため、兄弟姉妹で通学条件が異なることがある
Tokyo International School(TIS)IB。高輪ゲートウェイ周辺の新キャンパス旧・南麻布校舎を前提に住居を決めない
Nishimachi International School元麻布。K–G9。英語+日本語住居との距離が日常生活に直結する
International School of the Sacred Heart(ISSH)広尾。幼稚部は男女、G1以降は女子校男児がいる家庭は小学校以降の進路を早めに検討
The American School in Japan(ASIJ)米国式。ELCは六本木、本校は調布幼児期と本校進学後で通学条件が大きく変わる
Phoenix House International School英国式。千代田区四番町番町、麹町、市ヶ谷周辺が自然な候補
K. International School Tokyo(KIST)IB / IGCSE / DP。江東区白河KIST中心なら麻布より清澄白河周辺の方が合理的なことが多い
New International School of Japan南池袋。日英バイリンガルバイリンガル教育を重視する家庭は個別に検討価値がある

学校への問い合わせは「空きがありますか?」だけでは不十分

最初の連絡で、次の情報をまとめて伝えると話が早くなります。

生年月日、現在の学年、現在のカリキュラム、英語・日本語レベル、入学希望時期、日本での滞在予定期間、学習支援、アレルギー、医療面の配慮。

必ず確認したいのは次の5点です。

  1. 出願可能なのか、実際に席があるのか
  2. 語学要件
  3. 学習支援の範囲
  4. いつから支払い義務が発生するか
  5. 退学時の通知期限

住む場所と通学方法を考える

街の雰囲気から先に住む場所を決めると、後で登校と迎えの負担に気づくことがあります。兄弟が別校舎、下の子はベビーカー、保護者は出勤という朝を想像してください。放課後の迎え、帰り道の買い物、数年後の校舎変更まで含めると、地図上の近さだけでは判断できません。内見では一日の動線を実際に歩くのが確実です。

生活圏検討の起点確かめたい負担
広尾・麻布西町、ISSH、国際的な生活サービス坂道、家賃、ベビーカーの経路
麻布台・麻布十番BST初等部将来の中等部への通学
高輪・三田TIS新校舎広さ・家賃と送迎時間
番町・市ヶ谷Phoenix Houseコンパクトな生活動線と物件の選択肢

国際家庭だからといって、東京23区すべてを比較する必要はありません。都心生活を前提にするなら、まず候補を数エリアに絞った方が現実的です。

広尾・南麻布・元麻布

優先候補になりやすい家庭:

Nishimachi、ISSH、伝統的な国際コミュニティに近い暮らしを希望。

学校、輸入食品、英語対応サービスなどが比較的まとまっています。

物件を見る際は、地図上の距離だけでなく、実際に歩いて確認してください。

坂、信号、ベビーカーでの移動、雨の日、買い物帰りのルート。

麻布十番・東麻布・赤羽橋・麻布台

BST Primaryを中心に考える家庭には自然な候補です。

ただし、BSTは学齢によってキャンパスが変わります。数年住む予定なら、現在の学年だけでなく、将来の通学も考えておくべきです。

白金高輪・泉岳寺・高輪・三田

TIS新キャンパスを軸にするなら、まず調べたいエリアです。

「学校と同じ建物に住めば一番便利」と単純に考えるのではなく、

同一開発内の住宅、徒歩圏の一般賃貸、一駅程度離れた広めの住宅。

を比較した方が現実的です。

番町・麹町・市ヶ谷

Phoenix Houseを中心に考える家庭には非常に相性の良い生活圏です。

「高級住宅街だから」ではなく、学校、買い物、日常移動を小さな範囲でまとめやすいことがメリットです。

条件次第で検討したいエリア

エリア向いているケース
恵比寿・代官山・中目黒生活環境を重視し、通学ルートが確定している
代々木上原・富ヶ谷・代々木公園学校・スクールバスが東京西側と相性が良い
日本橋・人形町・浜町東側の学校、または都心住宅のバランスを重視
清澄白河KISTなど東側の学校
月島・勝どき湾岸住宅を好み、通学条件が確認できている

エリア自体に絶対的な順位はありません。学校、勤務先、送迎、予算が同時に成立することが重要です。

スクールバスのルートを確認する

スクールバスがあっても、停留所と時刻、放課後活動後の便が家庭の勤務時間に合わなければ使いにくくなります。子どもが昼に体調を崩したとき、誰が学校まで迎えに行けるかも確認しておきましょう。

確認するべきなのは次の項目です。

停留所、朝の乗車時刻、片道の乗車時間、年齢制限、空席、After School終了後の便、子どもが体調不良になった際の迎え。

賃貸契約を結ぶ前に、候補住所を学校へ伝え、利用可能なルートを確認するのが安全です。

東京の賃貸:問題は「外国人向け物件」より審査条件

来日直後は物件の数より、入居審査の条件が選択肢を狭めることがあります。外国籍でも申込可能な物件であっても、国内所得や連絡先、契約名義の条件は別です。内見を重ねる前に、仲介会社へ提出できる書類と契約方法を伝えてください。

海外から東京へ移る家庭の場合、物件が見つからないことより、その物件の審査条件を満たせるかが問題になります。

次の3つは別の話

「外国籍でも契約できるか」「海外から申し込めるか」「海外所得で審査できるか」は別々に確認します。

仲介会社には、来日日、入社時期、法人契約の可否、日本所得か海外所得か、入居人数、日本国内の緊急連絡先の有無を最初に伝えます。

法人契約か個人契約か

転勤の場合は、会社名義で借りられるか、管理費・初期費用・学費の補助範囲、仮住まいの提供、途中帰国時の解約費用をHRに確認します。

よく出てくる初期費用

日本語意味
敷金デポジット
礼金原則返還されない謝礼金
仲介手数料エージェント手数料
保証料保証会社費用
管理費/共益費建物管理費
更新料契約更新時の費用
清掃費退去時等の清掃費

契約時には数か月分の家賃相当額が必要になる場合があります。月額賃料だけで判断しないことが重要です。

「定期借家」に注意

定期借家契約は、期間満了とともに契約が終了するのが原則です。

子どもがいる家庭では、学年途中で契約が切れるケースを避ける必要があります。

URも選択肢

UR賃貸住宅は一般に、礼金・仲介手数料・更新料がなく、従来型の連帯保証人も不要です。

ただし、収入・資格条件や空室状況の確認は必要です。

最初は仮住まいにするべきか

仮住まいなら、学校の受入れを確かめ、通学と買い物の道を歩いてから長期の賃貸を選べます。短期滞在の費用は、合わない住まいを遠隔で契約するリスクと比べて判断します。

学校が未確定、会社の住宅サポートがない、日本で初めて賃貸契約をする、または現地で物件を見たい家庭は、海外から長期契約を結ぶ前に仮住まいを検討すると安心です。

まず2〜4週間程度を想定し、延長できる余地を残しておくと安心です。

仮住まいを選ぶ際は、家族全員が滞在できるか、自炊・洗濯が可能か、荷物を受け取れるか、住所関連の手続きに使えるか、キャンセル・延長条件を確認します。

内見では「平米数」より生活動線を見る

同じ広さの2LDKでも、家族の朝の動きやすさは違います。ベビーカーを乾かす場所、仕事と睡眠を分けられる間取り、買い物袋を持って通れる廊下など、面積に表れない部分を見てください。

同じ2LDKでも、家族にとっての使いやすさは大きく異なります。

部屋

ベッドや机が置けるか、子ども部屋と収納が足りるか、在宅勤務と睡眠を分けられるかを確認します。

生活動線

洗濯・物干し、キッチン作業、冷蔵庫・ベビーカー・自転車置き場、ごみ出し、雨の日の帰宅動線を確認します。

安全

バルコニー、窓、階段、エレベーター、子どもの出入り、避難経路を確認します。

入居時には、既存の傷や汚れを日付入り写真で残しておくことをおすすめします。

家計:月額費用と初年度費用を分けて考える

月々の家賃を払えても、初年度の手元資金が足りないことがあります。敷金や入学時の費用、家具、仮住まいは、通常の月額支出と分けて計算します。下の数字はモデルにすぎません。学校と勤務先の実際の条件に置き換えてください。

国際家庭の移住では、初年度だけ大きく膨らむ費用があります。

学校費用

学校費用には、Application Fee、Enrollment Fee、Tuition、Building / Facility Fee、School Bus、Lunch、Uniform、Laptop / Tablet、After School、School Tripなどがあります。通常年度の費用と初年度に必要な現金は分けて計算します。

4人家族の簡単なモデル

項目月額目安として置く例
家賃+管理費40万円
子ども2人のインター学費按分約50万円
食費・光熱費・交通・通信・活動25〜35万円
合計約115〜125万円

これは東京の平均支出ではありません。あくまで家計モデルです。

家賃、子どもの人数と学校、会社補助、車、旅行、シッター・学童の費用は、各家庭の条件に合わせて置き換えてください。

渡日前にまとめておきたい書類

渡日前チェックリスト

  • 子どもごとに、現実的な入学先、学年、校舎、費用、通学方法を確認する。
  • 学校と勤務先の両方から住まいを絞り、未確定なら仮住まいを用意する。
  • 身分証明、学校、予防接種、医療の記録を紙とクラウドでそろえる。
  • 薬の持ち込みとペットの入国に必要な準備期間を渡航予約前に確認する。
  • 到着直後に使える通信手段と決済手段を確保する。

学校、住まい、医療に使う書類を一か所にまとめ、紙とクラウドの両方で持ちましょう。到着後に一通足りないだけで複数の手続きが止まるため、家族の誰もが保管場所を把握しておくことが大切です。

身分・家族関係

  • パスポート
  • 在留関係書類
  • 出生証明
  • 婚姻証明
  • 必要に応じた翻訳

学校

  • 成績表
  • 在学証明
  • 教員推薦
  • 予防接種記録
  • 学習支援関連資料
  • 現在のカリキュラム資料

医療

  • 予防接種歴
  • アレルギー
  • 既往歴
  • 薬の一般名
  • 用量
  • 医師の説明書

仕事・住宅

  • Offer Letter / 在職証明
  • 所得証明
  • HR担当者
  • 住宅補助規程
  • 法人契約の方針

早めに始めるべき二つ:薬とペット

継続的に服用している薬

海外の処方薬がそのまま日本へ持ち込めるとは限りません。

成分・数量・規制対象かどうか・輸入確認の要否を、渡航前に確認してください。

重要な薬がある場合は、渡航直前ではなく、数週間前から確認してください。

犬・猫

出発元と状況によって異なりますが、マイクロチップ、狂犬病予防接種、抗体検査、待機期間、検疫申請が必要になる場合があります。

準備に数か月かかる場合もあります。

東京到着後の生活立ち上げ

この時間軸は手続きの順番を示すもので、どの窓口も同じ日に終わるという意味ではありません。住所登録、保険、銀行サービスが使えるまでの間は、現金と通信手段を確保しておきます。

時期主な準備
最初の3日現金、通信手段、連絡先を確保し、仮住まいを整える
最初の1週間住所の届出と保険の手順を確認し、学校と住まいの窓口へ連絡する
2〜4週目銀行、携帯、公共料金と送迎・保育の習慣を整える

住所の届出

対象となる中長期在留者は、実際の住所を定めた後、所定の期限内に住居地の届出を行います。

単純に「入国後14日以内」と覚えるのではなく、実際の住所決定時点と自分の在留区分を確認してください。

健康保険

日本企業に雇用される場合は、本人・家族が勤務先の健康保険に入るか確認します。

対象外の場合は、自治体で国民健康保険を確認します。

現在、受診時の資格は主にマイナ保険証または資格確認書で確認します。

銀行口座と携帯電話

銀行口座や携帯の開通には時間がかかることもあるため、日本で使える海外カード、現金、モバイルデータ、SMS受信手段を用意します。

電気・水道・ガス・インターネット

ガスは立会いが必要になるケースがあります。

インターネットは工事が必要か、すでに回線があるかを入居前に確認しておきます。

放課後・保育・医療を整える

入学先が決まっても放課後の対応は別に必要です。移住前に、下校時刻、迎えの担当、習い事やAfter Schoolとその後の預け先、保護者の残業、学校休暇、病児対応を一週間の予定にまとめると、住まい・バス停・学童を現実的に選べます。

未就学児

保育園、幼稚園、認定こども園、International Preschoolでは保育時間や制度が異なります。

“International”と書いてあっても、フルタイムの保育とは限りません。

小学生

選択肢には、学校のAfter School、学童保育、民間学童、Babysitterがあります。

病児保育

事前登録が必要な施設も多いため、子どもが病気になってからではなく、引っ越し後の平常時に確認しておくことをおすすめします。

医療:英語対応の大病院一つだけでは足りない

大きな多言語対応病院は心強い一方、普段の発熱なら近所の小児科の方が通いやすいことが多いものです。休日の受診先と薬局も含めて、家の周囲に医療の動線を作っておくと負担が減ります。

自宅周辺の小児科、内科、歯科、夜間・休日診療、総合病院を把握しましょう。

一般的な症状は近所のクリニックを利用し、必要に応じて大病院へ紹介してもらう流れが現実的です。

保存しておきたい番号

用途電話
救急車119
救急車を呼ぶか迷う#7119
子どもの夜間相談#8000
外国語で受診先を探す(東京)03-5285-8181

日々の家族生活を整える

住みやすさは評判のレストランより、平日の買い物に表れます。迎えのあと、一人で夕食の材料を買い、疲れた子どもと帰宅できるか。毎日の10分は、ときどきの外食より暮らしに効いてきます。

住みやすさは評判のレストランより、平日の買い物に表れます。普段と特殊な食材、学校給食、アレルギーへの対応を確認し、候補物件からスーパーまで荷物を持って歩いてみましょう。都心の輸入食品店にはNational AzabuやNissin World Delicatessenがあります。

服・学校用品:渡日前に全部そろえない

制服、体育着、上履き、バッグ、iPad / Laptop、文房具など、学校ごとに必要なものは異なります。正式なリストを受け取ってから購入すると無駄がありません。

家具・家電:海外仕様をそのまま持ち込まない

日本の家庭用電源は100Vで、東京は50Hzです。

家電を持ち込む前に、電圧・周波数・消費電力・プラグを確認してください。

変換プラグだけでは電圧の違いは解決できません。

大型家具を持ち込む前に、玄関、エレベーター、廊下、室内ドア、冷蔵庫・洗濯機置場までの搬入経路と寸法を測ります。

交通:都心なら最初から車を買わなくてもよい

都心なら公共交通で始められる家庭が多いですが、子連れの乗換えにはエレベーターや混雑、歩く距離の負担があります。実際の通学と週末の移動を一、二か月試してから、車や自転車が必要かを判断しても遅くありません。

都心部では徒歩、地下鉄・電車、バス、タクシーで生活を始め、1〜2か月試してから車が本当に必要か判断できます。自転車を使う場合は、子ども用シート、自転車保険、防犯登録、駐輪場、通学路や生活道路の安全性を確認してください。

防災と契約前の最終確認

東京での防災は、非常持出袋を用意するだけでは不十分です。

候補物件では、水害・地震リスク、避難所、停電時のエレベーター、建物の備蓄、家具固定を確認します。地域の情報は国土地理院のハザードマップポータルサイトで確認できます。家族内では、災害時の学校への迎え、通信不能時の集合場所、水・食料の備蓄量、常用薬の確保方法も決めておきましょう。

高額な支払いの前に確認すること

大きな返金不可の支払いをする前に、学校、住まい、日常生活を一続きで確認しましょう。実際に入れる学校があり、その学校へ通える家を契約でき、迎えや病気の日の代替策も回るか。どこかが未確定なら、決定を変更できる余地を残します。

高額で返金されない支払いの前に、学校の入学先、住宅の申込条件、送迎・保育の体制を確認します。不確定な点があれば、計画を変更できる余地を残しましょう。

1. 学校 「出願可能」ではなく、子どもの入学条件と席が明確になっている。

2. 住まい 自分たちの在留状況、収入、契約形態で、その物件に実際に申し込める。

3. 日常生活 通学、送迎、After School、親の勤務時間、緊急時対応が現実的に回る。

学校と教育方針を先に固め、毎日の通学や送迎が無理なく回る住まいを選んでから、広さや街の好みを整えるのが、家族で東京生活を始める現実的な順序です。

情報源・確認日

以下は2026年9月28日時点の原稿で参照していた公式資料です。費用、空き状況、公的手続きは支払い前に再確認してください。